大山阿夫利神社は神奈川県伊勢原市に鎮座する霊峰・大山にある神社です。
江戸時代から富士山と並んで人気の参拝場所でしたが、山頂にある本社に詣でるためには登山道を登る必要があります。
一体どのようなコースがおすすめなのか、今回は大山阿夫利神社の登山方法についてお伝えします。
大山阿夫利神社とはどんなパワースポット？
出典URL：http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/009/501/28/N000/000/000/122869702591416208204_PC020015.JPG
まず大山阿夫利神社がどのような場所なのかお伝えします。
大山阿夫利神社は縄文時代の遺物が発掘されていることからも分かるように、古代より｢水にまつわる神様｣が宿る場所として人々から信仰されてきた大山に鎮座する神社です。
雨乞いのための聖地として知られています。
大山阿夫利神社は複数の社を持ち、中腹には下社が鎮座し、大山の山頂には奥社と本社が鎮座しています。
本社に鎮座するのは大山祗大神であり、水の神であり山の神であると共に酒造や産業・開運の神様でもあります。
富士山に祀られている木花咲耶姫は娘にあたり、大山は富士山から流れ込む龍脈が溜まる龍穴でもあります。
特に山頂は強い龍脈の力に満ち、浄化の力が溢れたスポットです。
下社には高おかみ神と大雷神が祀られています。
高おかみ神は京都の貴船神社に祀られている神様と同じで、水の加護を与えてくれます。
大雷神は雷を司ると共に、盗難除けの神様としても知られています。
大山阿夫利神社までの参拝方法
大山阿夫利神社の下社まではケーブルカーを使用すれば気軽に参拝できます。
最寄り駅は小田急線の伊勢原駅で、駅前からケーブルカー乗り場まではバスが通っています。
駅前から｢大山ケーブル｣駅までは片道30分です。ケーブル駅から先は徒歩になります。
ケーブルカーは20分間隔で運行しており、平日は9：00～16：30、土日・祝日は9：00～17：00までです。
電車運賃とケーブルカー利用料金がセットになった｢丹沢・大山フリーパス｣がお得ですので、電車を使用する際は活用しましょう。
小田急線(電車)とバス代もセットになるのでコレ1枚で大山阿夫利神社の参拝がスムーズに行えます。
そして下社から先の本社に進むためには登山道を上る必要があります。
きちんと登山の装備を調えておかなければ登頂は厳しいでしょう。しっかり登山の準備を行いましょう。
大山阿夫利神社の登山、山頂までのおすすめコースはこちら
大山阿夫利神社の下社から山頂までは二通りのコースがあります。
おすすめは富士見台を経由するコースです。
こちらのコースからは途中で富士山を眺めることが出来ます。
富士山は大山に鎮座する神様の娘である木花咲耶姫がいらっしゃる霊峰であり、日本有数の龍穴でもあります。
途中には夫婦過ぎや天狗の鼻突き岩などの見所もたくさんあります。
富士山の見える場所にはベンチがありますので景色を堪能しながら一息ついたら、気力を振り絞って登山を再開しましょう。
大山阿夫利神社の末社から本社までは徒歩で90分ほどです。
トイレは末社と本社に設置してあるだけですので、出発の前には必ずトイレに立ち寄っておきましょう。
下山の際は、下社手前の階段が急ですので降りるときは注意しましょう。
またケーブルカーを経由せず、丹沢表尾根の登山口であるヤビツ峠を経由する方法もあります。
ヤビツ峠側の登山口には駐車場がありますので、マイカーで大山阿夫利神社参拝に出かける際は便利です。
ただし、30台分ほどしかスペースがないため秋の行楽シーズンは満車で停められない場合もあります。
近隣にも駐車場はありますが、早朝にでかけないとすぐに埋まってしまいますので注意が必要です。
まとめ
大山阿夫利神社はパワースポットとして有名ですが、登山スポットとしても人気です。
初心者から徐々に山歩きに慣れてきた人向けのコースですが、ケーブルカーもありますので、初心者も頑張れば登頂可能です。
大山阿夫利神社に参拝の際には登山の装備を調えてからお出かけ下さい。
天候が良ければ富士山を拝むことも出来ますよ。
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